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ピアノペダルの遊び

先日、謝辞でもお礼を記載している荒木みどりさんとランチしてきました。来年(2019年)の1月に高校(香川にある高松高校)の学年の同窓会をするとして幹事なさっていて、行方不明になっていた私を見つけて連絡してくれたのがきっかけです。メールでやり取りする中でピアノが大好きということがわかりbFaaaP開発のアドバイスをいただきました。ペダル操作の基本部分で「半ペダル」といってペダルの操作中足をペダルに半分ぐらいかけながら操作していると教えてくれました。そこで、bFaaaPのアクチュエータの駆動は、ペダルの遊び(踏んでも応答しない幅)部分をオフセットして、センサーからの駆動シグナルにこの遊びを省いて応答するように設計しました。これでセンサーからのシグナルに遅れなく迅速に応答することが可能となりました。

ペダルなしでも弾ける楽曲(ヘンデル・サラバンド)

荒木さんとやりとりする中で私のピアノの発表会のビデオで、2回目の発表会で弾いたHandelのSarabandeを聞いてもらいました。荒木さんもすぐに弾きたくなったそうで楽器屋さんで楽譜をその日に手に入れて弾いてみたそうです。もともと何故サラバンドを発表会の曲に選んだかについてお話しします。私は何人かのヘルパーさんに来ていただいているのですが、私の間違えだらけの下手くそなピアノの練習に耐えなくてはいけなくて、一応「弾いてもいいですか」とは断わるのですが、皆さん心が広いので「いいですよ」と快く承諾してくださいます。そのヘルパーさんの一人のMさんが私のようなペダルの使えない初心者でも弾いてみたらいいと勧めてくれたのがサラバンドでした。山口先生に相談して「来年の発表会はこれで行きましょう」とおっしゃっていただいたので、一年かけて練習しました。その話を荒木さんにしたところ、「ペダルを操作できない方にヘンデルのサラバンドを勧めてくれるようなヘルパーさんなんて素敵です」と笑っていました。


あとで分かったのですが、ヘンデルの時代の楽器はハープシコード (harpsichord)と呼ばれているもの(チェンバロ)があるそうです(その時代はそれらチェンバロが使用されていてピアノの発明以前のようですね)。チェンバロにはペダルが無いようですね。もちろん音響システムはチェンバロとピアノでは違うと思うので出てくる音色は同一ではないでしょうが、おそらくその時代の楽曲はペダルの操作が最小限でもそれなりの演奏は(上手になれば)可能となるのでしょうね。Mさんは一言もそのような知識はおっしゃってませんでしたが、ピアノは好きだがピアノの技術と知識のない私に「サラバンド」をプレゼント(ヘルパーさんは物のやりとりは禁止されています)してくれたのでしょう。

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