

bFaaaP Piano Recital
bFaaaPの初公開演奏の模様です。
2019年3月23日に「MUSICASA」でベートーベン作曲悲愴第二楽章を演奏しました。
ABOUT
bFaaaPとは足に障害を持つチャレンジドや子供達が使用可能なピアノの補助ペダルシステムで、「barrier-Free assist as a Pedal」の頭文字をとって名付けました。ピアノの演奏が好きであってもペダル操作ができないため歯がゆい思いをしてきた人もbFaaaPを使用することでより楽しくピアノが演奏できるようになりました。現在のところ市販する予定はありませんが、ライセンスを受けて受託製造しようと考える方がいましたらご連絡いただけると幸いです。bFaaaPの開発過程で得た知見や製造方法、プログラム等もできるだけオープンにしていきたいと考えています。
「ヘルパーKの早業3分クッキング」、特許期日等を管理するアプリ「スマホde特許管理」やApplePencilで書き込みできる自動楽譜めくりアプリbFaaaP Pagerを合わせてご紹介します。
bFaaaPメンバー紹介
bFaaaPの各メンバーを紹介します。

大瀧雅寛
大滝建築事務所
住宅の設計や施工を中心に、新築からリフォームまで手掛けています。20年ほど前に、車いすの方の住宅を設計したことがきっかけで、高齢者、障害者の方の住宅を多く手掛けるようになり、バリアフリー住宅を得意とするようになりました。
コラム
「居心地のよい住まい( https://ootaki.info/igokochi/ )」は 2000年10月からの1年間の間、朝日新聞(東京本社版)夕刊マリオンに、連載されたコラムです。ご愛読ありがとうございました。
著書
• バリアフリー住宅[居心地の良い家]のつくり方
• 福祉住環境コーディネーター まとめと問題
• バリアフリー住まいをつくる物語
• 明日の在宅医療・第2巻 – 在宅医療の諸相と方法
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宍戸知行
ピアノを弾くのが大好きですが、初心者です。45歳になるまで楽譜を読むこともできず、そこからのスタートでした。山口先生に教えていただいて楽しくて、ペダルが使えたらもっと楽しいだろうなと思い、メンバーと共にbFaaaPを開発しちゃいました。
bFaaaP開発の過程でプログラミングを勉強する必要があり当初appleWatchでbFaaaPを制御しようと考えていたのでSwiftを学習しました。そして、特許期日等を管理するアプリ「スマホde特許管理」を開発しました。弁理士、特許技術者、特許事務所員、企業の知財部の方、翻訳関連業務従事者にぴったりのアプリです。是非お試しください。
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成澤博行
Narusawa-Hiroyuki
成澤 博行(なるさわひろゆき)
ナル・サイエンス・ソフト(個人営業)
電子機器開発製造
東京都出身、埼玉県富士見市在住
もうすぐ古希を迎える、爺さんです。
趣味
写真、アマチュア無線、その他いろいろ
エレクトロニクスの世界では、良い時代を過ごしたと思います。
電気への好奇心は家系も有るのですが、古いラジオを小学校のころ分解した事が発端だったと思います。
そしてラジオから聞こえる、海外の放送とかモールス信号、まだその頃は真空管の時代でした。
そして半導体の時代がやってきて、その移り変わりを体験しています。
ちょうど大学を出る頃に、マイクロコンピュータが世に出始めていました。
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山口恭子
初めまして。ピアノ講師の山口恭子です。ピアノの基礎がある程度できるようになると、ペダルについて学びます。ペダルは音を豊かにしてくれるので、習い始めの方にとっての憧れでもあります。現代の生活に合わせて電子のピアノが進化してきているなか、足を使いその効果を出すペダルのスタイルは従来より変わっていません。IT社会に合う新しいペダル奏法で、これまでとは違う角度からピアノを楽しめたら面白い発見があるのではないかと思っています。
私は習い始めの生徒さんを中心に15年ほどピアノを教えています。ウィーンで演奏する小中学生の合唱団の指導も行ってきました。こども達を指導してきた経験より、少しお話させていただきます。
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徳重大輔
bFaaaPの開発にあたり、知財の面で協力させていただきました。
bFaaaPを使用することで、足に障害を持つ方や子供でも自由で精度の良いピアノペダル操作が可能になります。
また、眼鏡への取り付けができたりするため外観もスマートです。
ペダル操作に不自由を感じていた方のお役に立てれば幸いです。
・好きなアニメ
ピアノの森
・好きなメドレー
中学聖日記メドレー(YouTube)
・好きなチーム
セブンティシクサーズ、ピストンズ、ロケッツ
・論文
「抗体医薬特許における,非配列限定型/配列限定型特許の出願・審査傾向の分析と考察」, 知財管理誌 2015年11月号 p1582-1592
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ヘルパーK
宍戸さんのブログでお馴染み、「早業3分クッキング」のヘルパーKです。
宍戸さんと出会って、はや12年、これまで3000皿以上の料理を提供させていただきました。
これからも安くて早くて美味しい料理をお届けします。
これから始まる「シーズン2」では、「リーズナブル」を合言葉に、「これぐらい出したら納得できる」ヘルパーメニューを目指して頑張ります!

ヘルパーM
はじめまして。宍戸さんのブログに登場させていただいたことのある「ヘルパーM」です。実は、私がヘルパーの職に就き初めて訪問した利用者様が宍戸さんです!ドキドキしてどうしたらよいかもよくわからず、大失敗をしてしまったことをよーく覚えています。あれからもうすぐ7年、色々と心に残っていることはありますが、一番はやはり宍戸さんがピアノを習い始めたことです。訪問時間に、コツコツと練習をなさったり、時には山口先生のレッスンを受けていたり。幼少のころからずっとピアノを習っていた私には、とても懐かしく感じることばかりで、「もう一度弾いてみたい!」と思いきっかけを作って下さいました。ピアノは「どの曲をどんな風に弾こうかな?」と考えるところから始まり、その時々の気持ちを全て受け入れて表現させてくれ、共に喜んだり癒してくれるすばらしいお友達です。bFaaaPを使うことによって、ひとりでも多くの「the challenged」がより豊かな日々を過ごすことができるよう願っています。優雅なスタインウェイのピアノの音色に似合う料理、、、は私には難しいのですが、宍戸さんの優しいお人柄と「ヘルパーK」のレシピを頼りに、これからも料理に掃除にがんばります!! ヘルパーM

進藤華奈
ピアノの調律師をしております。
音楽家の両親のもと、音楽に囲まれた環境で育ちました。
ずっと演奏を学んでいましたが、ピアノの音を少し違う角度から眺めてみたいとの思いから、現在の職業に至ります。
まだペダルに足が届かない幼少の頃、立ちながらペダルを踏み弾いたところ、なんて大人っぽく聞こえてくるのだろう!と感激したのを今でも覚えています。
しかし、ペダルを使うようになった年頃になり、レッスンで演奏していたところ「あなた、ペダルを使わない練習はしているの?」と聞かれましたが、まだ子供の私は練習の時もフレーズもつながってなんとなく仕上がって聞こえるという理由でペダルを使っての練習がほとんどでした。
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Fehmiju Fati
旧ユーゴスラビア出身。8歳からアコーディオンとピアノを始める。11歳からイスタンブール芸術大学にてヴァイオリンを専攻。幼い時から作曲の勉強を行い、2007年同大学作曲科へ進学。2014年同大学院を音楽学にて修了。2012年から2年間同大学にて音楽理論の教師を務める。2015年来日。国立音楽大学にて委託研究生として1年間コンピュータ音楽を学び、2016年春同大学院博士後期課程コンピュータ音楽創作学科に入学。
トルコにてDomenico Nordio, Flamur Muco, Edward Sielicki, Jan Risberg等のワークショップに参加。2010年、中国で行われた世界合唱コンクールにトルコ代表の合唱団メンバーとして出場し、3度金賞受賞。2012年トルコアイバルック国際作曲コンクールにて第2位受賞。2016年韓国、ソウル国際コンピュータ音楽際に入選。2018年NYCEMFニューヨーク電子音楽祭に入選。2018年北マケドニア、オフリドサマーフェスティバルにソラデュオ(ソプラノサックスとアコーディオン)として入選。2018年イスタンブールMIAM作曲コンクールにて第1位受賞。2019年株式会社コルグ(KORG)サウンドデータ開発課に入社。

荒木みどり
5歳くらいの頃、ピアノを演奏している人を見て、鍵盤の向こう側にいるのは誰なのかが知りたくて、ピアノを習いはじめました。鍵盤に向かってみると、それは自分であるとすぐにわかりましたが、わかった後も楽しくて弾き続けていました。今は医療関係の仕事をしていて、ピアノを弾く時間はあまりないのですが、ピアノが近くにあると心が落ち着きます。
宍戸さんの演奏するサラバンドを聴かせていただいた時に、本来の時代の演奏はこうだったのか、、、と強い衝撃を受けました。サステインさせずに弾く、いい選曲であることにもとても感動しました。これからは、bFaaaPで伸びのある音を聴かせていただけることを楽しみにしています。
音楽と関わっていくこと、自分の可能性を広げること、人の役に立つこと、など、いろいろ考えさせられています。bFaaaPは心のスイッチもonにするのかも、、、、。