■2018年を振り返って。 判決・執筆・仕事・趣味など。(徳重ブログより)

2018年ももう終わりですね。
今年もブログを見てくださった皆様ありがとうございました。
今回は、2018年を振り返ってみたいと思います。
まずは2018年の注目判決から。

■2018年の注目判決
今年は医薬分野の大合議判決が1件ありました。

7月22日:(ロスバスタチンCa物質特許の知財高裁大合議判決)甲2の置換基が2000万通り以上の選択肢の1つで、且つ積極的あるいは優先的に選択すべき事情がないので引用発明と認定できないと判断された事例

個人的に興味深かったのは以下の判決です。

7月23日:機能限定抗体特許の侵害訴訟において、被告製品が機能を有していても、技術的範囲に含まれないと判断された事例
7月25日:クレームの用途を狭く解釈することにより、甲文献に対して新規性ありと判断した事例
10月26日:<ハーセプチン用法特許の審決取消訴訟> 実施例に書いた定性的効果(未来形)に基づいて実験データを提出したが、定性的効果を超えて参酌することはできないと判断された事例
12月28日:引例(ウェブページ)の「製品の特徴」の欄に「止血剤」の一行記載があったが、「止血剤」の用途は進歩性ありと判断された事例

■2018年の注目バイオトピック
バイオ関係だとこういうのがありました。今年もいろいろありましたね。

・本庶佑氏のノーベル医学生理学賞受賞(PD-1の発見、オプジーボの開発)
・ハーセプチンのバイオシミラーの日本発売
・二重特異性抗体の医薬品の日本発売(血友病A治療薬ヘムライブラ、抗悪性腫瘍剤ビーリンサイト)
・siRNAの医薬品の米国承認(ATTR-FAP治療薬Onpattro)
・iPS細胞由来細胞によるパーキンソン病の治験
・中国でゲノム編集ベビー誕生騒動

■執筆
PHARM TECH JAPAN(出版社:じほう)で医薬特許調査の連載をはじめました。7月号から掲載していて、今も継続中です。
連載なんて初めてだったので、毎月原稿を書けるのか心配でしたがなんとかなりました。
あと数ヶ月がんばります。

来年7月には、第3回バイオ医薬EXPOでバイオ医薬特許の講演をする予定です。

■事務所(SK)のお仕事
今年も適度に仕事をしました。明細書作成、拒絶応答、特許調査、鑑定、コメント、審判、訴訟など。

■趣味
今年もバスケが楽しい1年でした。シュートフォームが少し変わって、最近確率が上がった気がします。
NBAは最近あまり見れてないけど、クリッパーズの元主力メンバーが各チーム(ロケッツ、76ers、ピストンズ、マブス)に行って活躍してるのを見るのは楽しい。

bFaaaPの発明者になりました。

■その他
人生初の特許出願の発明者(共同)になりました。
まさか自分が発明者になるときがくるとは思っていませんでした。
しかもバイオ系ではなく、ピアノペダルの補助装置に関する発明です。
そのうちこのブログでも紹介したいと思います。

また、今年は数年ぶりに実家のある鹿児島に帰りました。
両親と軽い旅行に行ったり、買い物したりして過ごしました。あと、学生時代よく遊んでいた友人と10年以上ぶりに会ってご飯に行きました。来年も帰れるといいな。

■抱負
来年はもうちょっと仕事と勉強をがんばろうかなぁと思います。

ではみなさん良いお年を。