103_bFaaaP:何よりも開発者自身が楽しいこと
このbFaaaPに限らず、私は「モノを作る」ということが好きです。ひとが作ったモノを見るのも好きです。そしていつも、湧いてくる疑問があるのです。「このひとは、どんな動機があって、これをつくったのだろう…」という疑問です。というのも、「モノを作る」という行為は、その開発者から、たくさんの時間を奪うからです。ほぼ人生に匹敵する時間を、奪われてしまった開発者も、きっといることでしょう。
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bFaaaPとは、足に障害を持つチャレンジドや、小さな子どもたちが、ピアノなどのペダル操作をできる様にする、補助ペダルシステムです。「barrier-Free assist as a Pedal」から、名付けました。現在、PCT国際特許(英文)出願中です。
どんな分野でも、ひとが作ったモノを見ていて、
私が感動するモノには、共通点があることを見つけました。
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• 開発者自身が、欲しくて製作したモノ
• 開発者自身にとって、便利なモノ
• 開発者自身に、困ったことがあって開発したモノ
• 何より、そのモノがあれば、開発者自身が楽しくなれること
• そして、開発することを、開発者自身が楽しんでいること
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そうです。開発者が自身のためにしていることなのです。
『ひとの役に立つ』ことは、プラスアルファ、2番目でいいのです。
そのモノがあることが、一番楽しいのが開発者なのです。
開発者の限られた「残り時間」をそそぎ込む、価値があるのです。
(今も、いくつかの住まいの工事が進行していますが、住まいてさん家族を差し置いて、一番楽しんでいるは、私なのです… )
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すでにみなさまに、気づかれてしまったと思うのですが、
『ピアノのペダルを電動にして、踏み込める様にしたい』と、
ご依頼頂いたことから、始まったことなのですが、
何よりも、開発者の私自身が「楽しんでいる」のです。
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ですが、この「楽しんで開発する」ことこそが、良いモノを開発する、
もっとも大切なことだと思うのです。
(願わくは、使ってもらう方たちにも、楽しんでもらえますように… )
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私が昨年から書き続けている、このオオタキラジオの編集方針は、
そのままbFaaaPプロジェクトにも、応用できそうです。
どちらも『優先基準』は、次の3項目を満たすことです。
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・ひとつめは、『自分がしたいこと、自分が楽しいこと』です。
・ふたつめは、『誰かの役に立つ(かもしれない)こと』です。
・みっつめは、『それを望めば誰にでも再現できること』です。
・bFaaaPホームページ : https://bfaaap.com/
・bFaaaPシステム解説 : https://scrapbox.io/bfaaap/
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