今日は資格その2です。AWS認定機械学習について、ネットでググるといろいろ試験対策や内容については書かれているので、合格後どんなことが起こるかについてG検定と比較してみようかなーと思いました。
この試験は英語が正本です。私は職業柄他人の翻訳を全く信じていないので(じゃー自分のはどうなのかと突かれると、、、、)英語で受験しました。ネットで見ると日本語の翻訳は意味不明なのが結構出てるとありますね。英文ボタンがあるそうですね。受験後の感想としては、AWS認定機械学習は日本人の場合、専門能力の証明として使うより、既に持っている機械学習とAWSでの運用能力を英語で実行できることを証明する英語の専門能力の試験として使うといいかもなと思いました。TOEICや英検は一般ビジネス英語の物差しということですが、専門的英語能力の試験ではないので、機械学習やAWSの運用のテクニカルタームや用法をある程度は分かるという感じでしょうか?
あと、non-nativeな方が英語で受験するときは受験時間が30分自動で延長されますので、試験前に申請しておくと良いと思います。ただ、他の科目は知りませんが認定機械学習は多分時間が余ると思います。実際私は疲れたので一度Flagを立てた所を見直しただけで終了ボタン押してしまいました。
試験準備
軽く、私が使ったUdemy教材と模擬試験(4,400円)だけ紹介しておきます(皆さんが使っているものと同じだと思います)。合計約1万円ぐらいでした。
自宅パソコン受験
その1で書いた様にG検定もAWSの試験も自宅のパソコンで受験できます。G検定は決まった日時(年3回?)ですが、AWSは大体毎日ある程度の時間間隔で(日本と英語圏で時差はありますが)受験できます(ピアソンVUEの場合しか分からないい)。ですが、G検定はググることも可能?な試験でしたが、その1で書いた様にAWSはcheatingはほぼ不可能だと思います。多分Webカメラ画像はKinesisでライブでAI解析されていて、パソコンの全てのactivityはログがとられている様でしたから、多分試験場で受験する方が不正は起こる可能性があると思いました。
合格証
合格証はどちらも責任者の方のサインが入っていますね。
バッジ
G検定はいろいろバッジの使用について紙でインストラクションがあります。あと2種類のロゴがあるのと、色がCMYKで規定されていますね。
AWSのバッジは1種類です。バッジのサイズをスケールバーで決めて打ち出しができます。また、URLリンクとHTMLのコードでも提供されています。それと、私はSNSやっていないので良く分からないのですが、LinkedIn, Twitter, Facebookに直接バッジを表示するリンクボタンが用意されています。
試験結果
試験結果の詳細については、G検定は受験者の得点や合格点の発表はされない規定になっているみたいです。AWSはアメリカなので合格点と自分の得点は必ず表示されます。実際、試験を終了した瞬間に合格(Pass)かどうかが画面に表示されました。また、詳細な結果についてもレポートが得られます。分野別(Data Engineering, Exploratory Data Analysis, Modeling, Machine Learning Implementation and Operations)の大体の評価も出ていました。
合格者コミュニティー
これもその1で書きましたが、G検定は合格するとCDLEというコミュニティーに入会できます。具体的にはSlackのリンクが送られてきてSlackでコミュニティーに参加できる様になります。15,000人ほど参加しているようです。
私は参加していませんが、ジェネラル表示してあるスレッドの他にも学生会?などさまざまなスレッドがあり、参加しようと思えばWelcomeな雰囲気だなと感じてこれはいいな!と思いました。またZoomで時々イベントもしているようで、その1で書いた様に参加してみました。懇親会ではそのグループの世話人の方と少しだけ話せてbFaaaPについて知ってもらって良かったと書きましたが、他の参加者の方とも少しだけ話せて、bFaaaPの開発者の成澤さんは気象衛星ひまわりのエンジニアだと話したら、その方は成澤さんはひまわりのハード担当だけど、自分は気象データのデータ解析担当であったと話されていて世界は繋がっているんだなと思いました。
AWSは、LinkedInのコミュニティーに参加ができるそうです。私はアカウントがないので内部については不明です。
特典
G検定合格後に金銭的なキャッシュバックやE資格受験の際の割引等は無いようです。AWSはいくつか特典がついてきました。
- ストアで何やら限定グッズが買えるみたいです?
- 一回模擬試験が無料のクーポンですね。
- SMEプログラムとはどうやらAWSの試験問題作成委員会のメンバーに立候補できる権利のようです。実際にどのくらいのパーセンテージで試験作成委員になれたりするのかはわからないです。
- 次のAWSの試験が半額になるクーポンですね。AWS認定機械学習の有効期限は3年ですから、次の更新の際約15,000円割引なのは大きいですね。また、ネットで見るとAWSの合格者は一つだけでなく複数のAWSの認定試験に合格してAWS運用のクライアントへのアピールに使用しているようですので他のAWSの試験が半額になるのも結構嬉しいですね。
- これは先程のLinkedInのコミュニティーへの招待リンクのようです。
職探し
資格を取る目的の一つは転職や職場での昇進ではないでしょうか?G検定やE資格を取った方がそのような転職や昇進を勝ち取る情報は提供されているのかなと思いました。CDLEのSlackのコミュニティーがそのような役割をするのかどうかは分かりません。どこかのスレッドで転職情報などを掲載したものはないかと誰かが尋ねていたのでまだ、転職情報やサービスはCDLEのスレッドでは提供していないのかもしれませんね。私はよく知りませんがIT関係の転職サイトでG検定や E資格がどのくらいの評価なのでしょうか?
AWS認定機械学習も直接転職サービス等はしていないようです。ですが、そのCredlyでの個人サイトの下の方に(多分私の公開サイトでも見れると思います。)Insightsというのがあって、この資格を持っている人のものかどうかは知りませんが、多分機械学習の仕事に関する米国のjobがどんなものか紹介されていて、面白いので下に貼ってみます。
職がある場所は、ニューヨーク、シアトル、サンフランシスコ、オースチン、ボストンで圧倒的にNYが多いんですね。日本だとシリコンバレーという印象がありました。もしかしたらAWS関連の仕事なのかも知れませんが、、、、多分NYだとイメージ的にはFinTechで金融商品のAIのような印象があります。また80%の職では年収1千万以上なんですね。もちろん、こういう統計ははるかにもらっている人と平均以下の人はpostingしないでしょうからmedianなのかも知れないなと思いました。このサイトに出てくる雇用主はFacebook, Deloitte, DELL, Amazon, AWSなのでGoogleとAppleはこれとは別のセクションでこれと同じかさらに多くの機械学習やデータサイエンティストを擁しているのですね。また、SNSやクラウドの他に、やはりDeloitte等の大規模コンサルファームが機械学習やデータサイエンティストを雇用しているのですね。実際のFacebookのpostingを見てみました。
ほとんどのjobが大体1,200万円〜1,700万円ぐらいなんですね。
こんな感じでG検定とAWS認定機械学習の合格後を比べてみました。
bFaaaPメンバーの大瀧さんには「宍戸さん資格マニアの暇人だから」と褒められ(?)、訪看さんのSさんには「宍戸さん、そこに試験があるから受けるんでしょ」と励まされ(?)ながら、次は多分ここまで読んだ人の99%は知らない資格「Goethe-Zertifikat B2」かな?
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