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エンジョイSwiftUIプログラミングその12(多言語化その3:アプリ内言語環境切り替え)

さあ、これまで如何に「アプリ内テキスト」と「WordPresssブログコンテンツ」を多言語化するのかを実例で紹介しました。では、この多言語環境をアプリ内でどのように制御するのかという「アプリ内言語環境切り替え」を説明します。

SwiftUIでは、iOSデバイス全体の環境を指定言語に切り替えるのではなく、アプリ内だけを指定の言語環境に切り替えることができます。それに要するコードはなんと一行だけです。

UIApplication.shared.open(URL(string: UIApplication.openSettingsURLString)!)

この言語切り替えをするためには、iOSデバイスの言語環境が複数言語に一度は設定したことが必要条件になっています。そのやり方は、以下の図を参考に「設定」を操作してください。

まず、iOSで英語とドイツ語の環境で使用したことのない方(ほとんどの方はそうだと思います)は、iOSで英語とドイツ語を使用できるように言語を追加する必要があります。下の図のように設定画面を1〜3のようにクリックして移動します。そして、言語を追加し(英語とドイツ語の表示が出ますので驚かないようにしてくださいね)日本語に戻すと、4のように「日本語、英語、ドイツ語」が使用できるようになります。

ヘルパーKアプリでは、上記設定後に、アプリの中のサポート画面の「英語、ドイツ語に切替」ボタンをタップすると、iOSのアプリ内設定画面に移動します。この設定は本アプリ内だけの設定なので全体設定には関係ないのでご安心ください。そして、指示に従い言語を切り替えます。最後にアプリに戻るには左上の小さい「◀︎ヘルパーK」を押すと直接戻ります。

たった、一行のコードだけで、この「アプリ内言語環境切り替え」が出来てしまいました。

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