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翻訳と英文作成に役立つWordマクロその2(化学式や単位や自作文字列の上付きと下付き部分を自動で変換するマクロ)

化学式や単位や自作文字列の上付きと下付き部分を自動で変換するマクロ

医薬化学やバイオの明細書の翻訳や論文を書いていると化学式や単位の上付きや下付き文字をその都度ボタンを押して変換していく作業がありますね。めんどくさいな〜と思ったのがきっかけでボタン一つでその作業を文章が仕上がったのちにできるマクロを作りました。これも「ニーズ」から出発した「ソリューション」です。

前回のスペース調整マクロと同様にマクロはWordの一番上の部分のクイックアクセスツールバーに割り付けておくと良いです。

コードはここ(Sub H2OCO2等変換())から取得できます。

機械等の明細書ではユーザー定義上付き下付き文字を多用します。

新たな対象文字列(化学式、単位)の追加方法

ここでは「LEVLOW」を例として説明します。「LOW」の部分を下付きにすることを想定しています。

Set rng = ActiveDocument.Range(0, 0)

     rng.Find.Text = “LEVLOW

      Do While rng.Find.Execute = True

          rng.Characters(4).Font.Subscript = True

        rng.Characters(5).Font.Subscript = True

          rng.Characters(6).Font.Subscript = True

     Loop

対象となる文字列を2行目の”AAA”の部分に挿入します。そして、下付きにする文字列の位置(4,5,6)を4〜6行目の(数字)の部分に入れて、その右側の太字部分に「Subscript」を指定します。もし、上付きならば「Superscript」にします。このやり方で任意の文字列をその場所と上付きまたは下付きを指定することでマクロに記載することができます。このブロックをvideoで示すように当該マクロ中の適当な位置(ここでは一番上のブロック)に挿入してマクロを保存、実行します。

実際にビデオで見てみましょう!

細かい作業が苦手な人にとっては嬉しいかも!

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