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102_bFaaaP:開発のきっかけと目論見

車いすユーザーの住まいてさんから、『ピアノのペダルを電動にして、踏み込める様にしたい』とご依頼頂いたことが、bFaaaPのスタートとなりました。住まいてさんはピアノに、車いすで向かい合います。鍵盤を弾くことには、何も困るとはないのですが、足元のペダルを踏み込めないので、演奏に表現が出にくく、困っているとのことでした。

bFaaaPとは、足に障害を持つチャレンジドや、小さな子どもたちが、ピアノなどのペダル操作をできる様にする、補助ペダルシステムです。「barrier-Free assist as a Pedal」から、名付けました。現在、PCT国際特許(英文)出願中です。

足元にあるペダルのうち、演奏中にもっともよく使うのが、
右端にある「ダンパーペダル」です。
このダンパーペダルを踏み込むと、音を長く持続させたり、
その音に重ねながら、次の音を弾くことができるそうです。

踏み込む量やタイミングが重要なのだそうで、「息継ぎ」の様に、
ピアノ演奏者の意思通りに、コントロールしたいとのことでした。

 

ペダルの上にのせる、「ペダルを踏み込む様に上下する仕組み」は、
色々な方法がありそうで、何とかなりそうでしたが、
問題は演奏者の意思を、どんな方法でその仕組みに伝えるかでした。
両手は鍵盤で塞がっているので、頭部で操作するしかありません。

 

なるほど、そうなると、何らかの『電子工作』が必要になりそうです。
実は私、小学生の頃から電子工作が大好きで、秋葉原の電気街には、
足しげく通っていたのでした。途切れ途切れになりながらも続いていた、
電子工作が、今になって役に立つことになりそうだと直感しました。

 

最近では『電子工作』も様変わりしました。時代が昭和ではないように… 。
これは、『Arduino(アルデュイーノ)』という、マイコンボードです。
マイクロコントローラと、インターフェイスを持った基盤です。

まずパソコン上で、目的とする動作をプログラミングします。
マイコンボード左上にあるUSB端子に、パソコンを繋ぎ、
プログラムをインストールすると、そのプログラムが、
マイコンボードの右下の、黒いマイコンチップに書き込まれるのです。

さて、話がマニアックになってきましたが、こうして、
bFaaaPはスタートしたのですが、私には目論見がありました。
それは、これから得られるであろう、知見や製作方法、プログラムを、
できるだけ公開し、たくさんにひとに楽しんでもらいたいということ。

 

ピアノなどの音楽や、電子工作、プログラミングに興味がない方にも、
面白いと思ってもらえる様に、これから記事を書いていきます。
みなさま、お付き合いお願いします。

・bFaaaPホームページ : ]https://bfaaap.com/
・bFaaaPシステム解説 : ]https://scrapbox.io/bfaaap/

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